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古今和歌集の部屋
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巻七
題しらず
読人知らず
344
わたつみの 浜の真砂を かぞへつつ 君が千歳の あり数にせむ
わたつみ ・・・ 海
真砂 ・・・ 砂の歌語
海の浜辺にある砂の数えては、それをあなたの千歳(ちとせ)の数にしましょう
、という歌。
1085番
に「長浜の 真砂の数は 読みつくすとも」という 「かへしもののうた」があり、「真砂の数」を使った似たような発想であると言える。
( 2001/12/05 )
(改 2003/12/03 )
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