題しらず | 読人知らず | |||
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言葉としては、はじめの三句の先頭が 「シーサ−ス」とサ行でなめらかにつながっているのが心地よく、先に 「千鳥」で 「千」を見せて、「御代(ミヨ)」を 「八千代(ヤチヨ)とぞ鳴く」という表現が面白く、それに 「しほの山」/「さしでの磯」という飾りまで付いているので、三十一文字が充実して見える。 「〜とぞ鳴く」という歌の一覧については 1034番の歌のページを参照。 また、この歌の 「千−八千代」ということからは、次の歌も思い出される。 |
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( 2001/11/29 ) (改 2004/02/17 ) |
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