古今和歌集の部屋 [音]

<< Back 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20

巻十三恋歌三

0616	起きもせず寝もせで夜を明かしては春のものとてながめくらしつ	在原業平
	トタトトト。トタトトタトト。トタタタト。タトトトタトト、トタタタタタト。
0617	つれづれのながめにまさる涙川袖のみ濡れてあふよしもなし	藤原敏行
	トタタタタ。トタタトトタト。トタタトト。トタタトトトト。タトトトトタト。
0618	浅みこそ袖はひつらめ涙川身さへ流ると聞かばたのまむ	在原業平
	トタタタト。トタタタタタト、トタタトト。トタトトタトト、トタトトタタト。
0619	よるべなみ身をこそ遠くへだてつれ心は君が影となりにき	読人知らず
	トタタタト。トタトトトトト。トタタタト。トタタトトトト。タトトトタタト。
0620	いたづらに行きてはきぬるものゆゑに見まくほしさにいざなはれつつ	読人知らず
	トタタタタ。トタトトトタト。トタトトト。トタタタトトト、トタタタタタト。
0621	あはぬ夜の降る白雪とつもりなば我さへともにけぬべきものを	読人知らず
	トタトトト。タトトタトトト。トタタトト。タトトトトトト。トタタトトタト。
0622	秋の野に笹わけし朝の袖よりもあはでこし夜ぞひちまさりける	在原業平
	タトトトト。トタタタトタトト、トタタトト。トタトタトトト、トタタタタタト。
0623	みるめなき我が身を浦と知らねばやかれなで海人の足たゆくくる	小野小町
	トタタタト。タトトトトタト。トタトトト。トタタトタトト。トタタタタタト。
0624	あはずして今宵明けなば春の日の長くや人をつらしと思はむ	源宗于
	トタトトト。トタタタタトト、タトトトト。タトトトトトト。トタトトトタタト。
0625	有明のつれなく見えし別れより暁ばかり憂きものはなし	壬生忠岑
	トタタタタ。トタタタタタト。トタタトト。トタタタタトト。タトトタトタト。
0626	あふことのなぎさにしよる浪なればうらみてのみぞ立ち返りける	在原元方
	タトトトト。トタタタタタタ。トタトトト。トタトトタトト。トタタタタタト。
0627	かねてより風に先立つ浪なれやあふことなきにまだき立つらむ	読人知らず
	タトトトト。トタタタタタト、トタトトト。タトトトタトト。タトトトタタト。
0628	陸奥にありと言ふなる名取川なき名とりてはくるしかりけり	壬生忠岑
	トタタタタ。タトトトタトト、トタタトト。タトトタトトト、トタタタタタト。
0629	あやなくてまだきなき名の竜田川渡らでやまむものならなくに	御春有輔
	タトトトト。タトトタトトト、トタタトト。トタタトトトト。トタトタタトト。
0630	人はいさ我はなき名の惜しければ昔も今も知らずとを言はむ	在原元方
	トタタタト。タトトタトトト、タトトトト。トタタタタトト。トタトタトトタト。
0631	こりずまにまたもなき名は立ちぬべし人にくからぬ世にしすまへば	読人知らず
	トタトトト。トタトタトトト、トタタタト。トタタタタタト。タトトトタトト。
0632	人知れぬ我がかよひぢの関守はよひよひごとにうちも寝ななむ	在原業平
	トタタタタ。タトトタタタタ。トタトトト。トタタタタトト。タトトトタタト。
0633	しのぶれど恋しき時はあしひきの山より月のいでてこそくれ	紀貫之
	トタタトト。トタタトトタト。トタタタタ。トタトトトトト。タトトタトタト。
0634	恋ひ恋ひてまれに今宵ぞあふ坂のゆふつけ鳥は鳴かずもあらなむ	読人知らず
	トタタトト。トタタトタタタ、トタタタタ。トタタタトトト。トタトトトタタト。
0635	秋の夜も名のみなりけりあふと言へばことぞともなく明けぬるものを	小野小町
	タトトトト。トタトトタタト、タトトトタト。トタトタトトト、トタタトトタト。
0636	長しとも思ひぞはてぬ昔よりあふ人からの秋の夜なれば	凡河内躬恒
	タトトトト。トタトトトタト。トタタタト。タトトトトタト。タトトタトトト。
0637	しののめのほがらほがらと明けゆけばおのがきぬぎぬなるぞかなしき	読人知らず
	トタタタタ。トタタトタタト、トタタトト。トタタトタタタ、タトトトタタト。
0638	明けぬとていまはの心つくからになど言ひ知らぬ思ひそふらむ	藤原国経
	トタタトト。トタタタタタタ。タトトトト。タトトタタタト。トタタトタタト。
0639	明けぬとてかへる道にはこきたれて雨も涙も降りそほちつつ	藤原敏行
	トタタトト。タトトトタタト、トタタトト。タトトタトトト、トタタタタタト。
0640	しののめの別れを惜しみ我ぞまづ鳥より先になきはじめつる	寵
	トタタタタ。トタタトトタト。タトトタト。トタタトトトト。トタタタタタト。
0641	郭公夢かうつつか朝露のおきて別れし暁の声	読人知らず
	トタタトト。トタトトタタタ、トタトトト。タトトトタタト、トタタタタタト。
0642	玉くしげあけば君が名立ちぬべみ夜深くこしを人見けむかも	読人知らず
	トタタトト。トタトトタタタ、トタタタト。トタタトタトト。トタタタトトト。
0643	今朝はしもおきけむ方も知らざりつ思ひいづるぞ消えてかなしき	大江千里
	タトトトト。トタタトトタト。トタタタト。トタタタタトト、トタタトタタト。
0644	寝ぬる夜の夢をはかなみまどろめばいやはかなにもなりまさるかな	在原業平
	トタタタト。トタトトタタト、トタタトト。タトトタタタト。トタタタトトト。
0645	君やこし我や行きけむ思ほえず夢かうつつか寝てかさめてか	読人知らず
	トタタタト。タトトトタタト、トタタタト。トタトトタタタ、トタトタトトト。
0646	かきくらす心の闇に惑ひにき夢うつつとは世人さだめよ	在原業平
	トタタタト。トタタタトタト。トタタタト。トタトタタタト。トタタトタタト。
0647	むばたまの闇のうつつはさだかなる夢にいくらもまさらざりけり	読人知らず
	トタタタタ。トタタトタタタ、タトトトト。トタトトタタタ、トタタタタタト。
0648	小夜ふけて天の門渡る月影にあかずも君をあひ見つるかな	読人知らず
	トタタトト。タトトトトトト。トタタタタ。トタタトトトト。タトトタトトト。
0649	君が名も我が名も立てじ難波なるみつとも言ふなあひきとも言はじ	読人知らず
	トタタタタ。タトトトトタト。トタタタト。タトトトトタト。タトトトトトタタ。
0650	名取川瀬ぜのむもれ木あらはればいかにせむとかあひ見そめけむ	読人知らず
	トタタトト。タトトトタタタ、トタタトト。トタトタトトト、タトトタタタト。
0651	吉野川水の心ははやくとも滝の音には立てじとぞ思ふ	読人知らず
	トタタトト。トタタタタタト、タトトトト。トタタトタトト、トタトタトトタト。
0652	恋しくはしたにを思へ紫のねずりの衣色にいづなゆめ	読人知らず
	トタタトト。トタタトトタト。トタトトト。トタタタタタタ。トタトタトトトト。
0653	花薄穂にいでて恋ひば名を惜しみ下ゆふ紐のむすぼほれつつ	小野春風
	トタタトト。タトトトトタトト、トタタタト。トタタトトトト。トタタタタタト。
0654	おもふどちひとりひとりが恋ひ死なば誰によそへて藤衣着む	読人知らず
	トタトトト。トタタタタトト、タトトトト。タトトトタトト、トタタトトトト。
0655	泣き恋ふる涙に袖のそほちなば脱ぎかへがてら夜こそはきめ	橘清樹
	トタタタト。タトトトトタタ。トタタトト。トタタタタトト。タトトトトトト。
0656	うつつにはさもこそあらめ夢にさへ人目をもると見るがわびしさ	小野小町
	トタタタト。タトトトトタト。トタトトト。トタタタトタタ。タトトトタタト。
0657	かぎりなき思ひのままに夜も来む夢ぢをさへに人はとがめじ	小野小町
	トタタタト。トタタタタタト。タトトタト。トタタタトトト。トタタトタタト。
0658	夢ぢには足も休めずかよへどもうつつにひと目見しごとはあらず	小野小町
	トタタタト。トタトトタタト、トタタトト。トタタタトタト。タトトトトタトト。
0659	思へども人目つつみの高ければ川と見ながらえこそ渡らね	読人知らず
	トタトトト。トタタタトトト、タトトトト。トタトトタトト、タトトトタタト。
0660	たぎつ瀬のはやき心を何しかも人目つつみのせきとどむらむ	読人知らず
	トタタタタ。タトトトタタト、タトトトト。トタタタトトト、タトトタタタト。
0661	紅の色にはいでじ隠れ沼の下にかよひて恋は死ぬとも	紀友則
	トタタタタ。トタトトトタト。トタタタタ。トタタトタトト、タトトトタトト。
0662	冬の池にすむにほ鳥のつれもなくそこにかよふと人に知らすな	凡河内躬恒
	トタタタタト。タトトタトトト。トタタタト。トタタタタトト、トタタトタタト。
0663	笹の葉に置く初霜の夜を寒みしみはつくとも色にいでめや	凡河内躬恒
	トタタタタ。トタタタタタタ。タトトタト。トタタタトトト、トタトトタトト。
0664	山しなの音羽の山の音にだに人の知るべく我が恋めかも	読人知らず
	トタトトト。トタタタタタタ。トタトトト。トタタトタタト、タトトタトトト。
0665	みつ潮の流れひるまをあひがたみみるめのうらによるをこそ待て	清原深養父
	トタタタタ。トタタタトトト、トタタタト。タトトトトタト。タトトトトタト。
0666	白川の知らずともいはじ底清み流れて世よにすまむと思へば	平貞文
	トタトトト。トタトトトトタト、トタタタト。トタトトタトト。トタトトトタトト。
0667	下にのみ恋ふれば苦し玉の緒の絶えて乱れむ人なとがめそ	紀友則
	トタタタト。トタトトトタト。トタタタタ。タトトトタタト、トタタトタタト。
0668	我が恋をしのびかねてはあしひきの山橘の色にいでぬべし	紀友則
	タトトトト。トタタタトトト、トタタタタ。トタタタトトト。トタトトタタタト。
0669	おほかたは我が名もみなとこぎいでなむ世をうみべたにみるめすくなし	読人知らず
	トタタタタ。タトトトトタト。トタタタタト。タトトタタタタ。タトトトタタト。
0670	枕よりまた知る人もなき恋を涙せきあへずもらしつるかな	平貞文
	タトトトト。トタタタタタト。タトトトト。タトトトタタタト、トタタタトトト。
0671	風吹けば浪うつ岸の松なれやねにあらはれて泣きぬべらなり	読人知らず
	トタタトト。トタトトトトト。タトトトト。トタタタタトト。トタタタトトト。
0672	池にすむ名ををし鳥の水を浅みかくるとすれどあらはれにけり	読人知らず
	トタトトト。トタタタトトト。トタタタタト。トタトトトタト。トタタタタタト。
0673	あふことは玉の緒ばかり名の立つは吉野の川のたぎつ瀬のごと	読人知らず
	タトトトト。トタタタタトト。トタタトト。タトトトトタト。トタタタタタト。
0674	むら鳥の立ちにし我が名いまさらにことなしぶともしるしあらめや	読人知らず
	トタトトト。トタタトタトト。トタタタタ。トタタタトトト、トタタトタトト。
0675	君により我が名は花に春霞野にも山にも立ち満ちにけり	読人知らず
	トタタタタ。タトトトトタト。トタタトト。タトトトタトト、トタタタタタト。
0676	知ると言へば枕だにせで寝しものを塵ならぬ名の空に立つらむ	伊勢
	トタトトタト。タトトタトトト、トタタタト。トタタタトトト。タトトトタタト。

前巻次巻

<< Back 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20