題しらず | 読人知らず | |||
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萩の露を玉として糸を通そうと思って取り上げたら消えてしまった、なるほどしかたがない、これを愛でたい人は枝にあるまま見なさい、という歌。自分の失敗を見せて人に言うという戯れ歌のようにも見える。 露が玉だという歌は他にもあるが、この歌の近くで捜せば、225番に文屋朝康の「つらぬきかくる くもの糸すぢ」という歌がある。人と蜘蛛との比較として並べて見ても面白いだろう。 「萩」を詠った歌の一覧は 198番の歌のページを参照。 |
( 2001/11/12 ) (改 2004/01/19 ) |
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