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 3首  
   寵 うつく
 
 
   生年   不明    没年   不明
 父   従四位上 源精(みなもとのくわし)    母   ?

 大納言 源定(みなもとのさだむ)の孫。
父である源精が大和守になったのは895年(寛平 七)。

−− 年代考 −−
376番に藤原公利に宛てた歌があり、公利の子の守義の生年が896年であることから、公利の生年は870年代と考え、寵もほぼ同年代と考えると、生れは880年代前半か。
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巻八  0376  朝なけに 見べき君とし たのまねば 思ひたちぬる 草枕なり  離別歌
巻十三  0640  しののめの 別れを惜しみ 我ぞまづ 鳥より先に なきはじめつる  恋歌三
巻十四  0742  山がつの かきほにはへる あをつづら 人はくれども ことづてもなし  恋歌四