あふひ、かつら | 読人知らず | |||
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歌の意味は、人目があるのを気にして、次に逢う日がずっと先になってしまうと、私が冷淡だと思われはしないだろうか、ということ。 前の歌が 「逢えないのはあなたが冷たいからとしか思えない」と言っているのに対して、この歌で 「それは心が変わったわけではなく、人目を気にしているからなのに」と答えているように見える。どちらが男とも女ともとれ、歌の順序は逆でもよさそうである。葵と桂が賀茂神社の祭りの飾りということを考えれば、この歌は贈答歌というより、祭りの日の演劇でのセリフとしての歌のやりとりのように思える。 「つらし/つらき」という言葉を使った歌の一覧は 624番の歌のページを参照。 |
( 2001/10/23 ) (改 2004/01/20 ) |
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