題しらず | 読人知らず | |||
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この歌は二人の恋がこれからどうなってしまうのだろう、という不安を詠ったものだが、同じ川でも 「水無瀬川」を使った恋歌五の 760番の読人知らずの 「何に深めて 思ひそめけむ」という歌では、「あひ見る」ことが遠のき 「思ひそめ」たことを後悔するものとなっている。 「あひ見る」ということを詠った歌の一覧については 97番の歌のページを参照。 どこといって特に特徴のない歌に思えるが、この 「名取川」の歌は藤原定家が八代集からそれぞれ十首づつ選んで編んだ 「八代集秀逸」の中で選ばれているものの一つである。その他の九首については 365番の歌のページを参照。 |
( 2001/10/16 ) (改 2004/03/09 ) |
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