題しらず | 壬生忠岑 | |||
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三句目までは序詞とも考えられるが、「あり(有り)」が後半の 「なき(無き)」に関係してくるので無駄のない感じにまとまっている。 「あり−なし」と 「川」いうことでは、 793番の「みなせ川 ありて行く水 なくはこそ」という歌が思い出され、「陸奥」つながりで言えば 1092番に「のぼればくだる 稲舟の」という 「最上川」の歌がある。この歌の他に 「名取川」を使った歌としては、次の読人知らずの歌がある。 |
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「なき名」という言葉を使った歌の一覧は 629番の歌のページを参照。 |
( 2001/10/16 ) (改 2004/03/15 ) |
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