橘の清樹がしのびにあひ知れりける女のもとよりおこせたりける | 読人知らず | |||
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この歌は公認の仲にして欲しいとせまっている歌のようにも見えるが、古今和歌集の配列から見れば、そこまでの意図はなく、単に公表できない関係を嘆いている歌のようである。一つ前の 653番の歌から衣服つながりで置かれている。 「藤衣」を使った歌の一覧については 307番の歌のページを参照。また、「恋死ぬ」という歌の一覧は 492番の歌のページを参照。 |
( 2001/10/23 ) (改 2004/03/09 ) |
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