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古今和歌集の部屋
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巻十九
題しらず
読人知らず
1041
我を思ふ 人を思はぬ むくいにや 我が思ふ人の 我を思はぬ
自分を思う人を自分が思わない報いだろうか、自分が思う人は自分を思わない
、という歌。
言っていることは単純で面白味がないが、字面としては 「思ふ」と 「思はぬ」の繰り返しが整っている歌ではある。 「むくい」を使った同じような読人知らずの歌が次に続いて置かれている。
1042
思ひけむ 人をぞ共に 思はまし まさしや
むくい
なかりけりやは
( 2001/11/19 )
(改 2004/02/18 )
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