かへしもののうた | 読人知らず | |||
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左注に 「このうたは、承和の御べの吉備の国のうた」とある。その意味は、仁明天皇の大嘗会の時の吉備の国の歌、ということ。仁明天皇の大嘗会が行なわれたのは833年。 「吉備の中山」も 「細谷川」も現在の岡山県岡山市あたりの山と川であろうとされているが、仔細は不明。万葉集・巻七1102に、この歌とほとんど同じ歌がある。 大君の 御笠の山の 帯にせる 細谷川の 音のさやけさ 「清か」(=はっきりとしている)ということを詠った歌の一覧は 169番の歌のページを参照。 |
( 2001/11/28 ) (改 2004/03/09 ) |
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