かへしもののうた | 読人知らず | |||
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この歌は次のような催馬楽(さいばら:=民衆の歌を雅楽の調べにのせたもの)としても伝えられている。 「や」・「おけや」という合いの手が入ると、文字で読んだ場合、少し品の無い感じがする。 青柳を 片糸に縒りて や おけや 鶯の おけや 鶯の 縫うといふ笠は おけや 梅の花笠 や 「青柳」ではじまる歌としては、春歌上に次の貫之の歌があり、この歌の "ぬふ" に対して 「ほころぶ」と当てたと見ても面白いかもしれない。 |
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「片糸」という言葉を使った歌には、483番の「片糸を こなたかなたに よりかけて」という読人知らずの歌がある。「〜てふ」という言葉を使った歌の一覧は、この歌を元としたと思われる 36番の「うぐひすの 笠にぬふてふ 梅の花」という源常(=東三条左大臣)の歌のページを参照。 |
( 2001/11/05 ) (改 2004/02/23 ) |
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