かへしもののうた | 大友黒主 | |||
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この歌は左注に 「これは今上の御べの近江のうた」とあり、「今上の御べ」とは 「今上天皇の大嘗会」ということである。古今和歌集成立当時の 「今上天皇」は醍醐天皇であり、その大嘗会は 897年で当時天皇は十三歳。 "近江のや" の 「や」は間投助詞で、意味的には 「近江の鏡の山」と続く。この歌の場合は間に 「の」が入っているが、「地名+や」というかたちを持つ歌の一覧は 871番の歌のページを参照。 "鏡の山" は現在の賀県蒲生郡竜王町にある鏡山で、次の読人知らずの歌でも詠まれている。 |
899 |
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「かねて(予ねて)」という言葉を使った歌の一覧は 253番の歌のページを参照。 |
( 2001/12/10 ) (改 2004/02/23 ) |
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