をばな | 読人知らず | |||
443 |
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この歌では、"世をばなしとや 思ひなしてむ" の二回の 「なし」がリズムを作っている点が目を引くが、次の 「伊勢うた」では果物の 「梨」の実に合わせて 「なりもならずも」と詠っている。 |
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また、この歌の題である 「尾花」を 「花薄」およびその穂と同じと考えれば、242番の平貞文の歌をはじめ多く詠まれているが、「尾花」という言葉そのものを使った歌としては、恋歌一に次の読人知らずの歌がある。 |
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「たのむ」という言葉が使われている歌の一覧については 613番の歌のページを、 「空蝉」という言葉が使われている歌の一覧は 73番の歌のページを参照。 |
( 2001/11/26 ) (改 2004/02/24 ) |
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