題しらず | 読人知らず | |||
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世の中は夢なのか現実なのか、自分には現実とも夢とも分らない、なぜならそれは、有って無いものだから、という歌。三句目と四句目の揺らし方が特徴的である。 「ありなし」ということでは 411番の「我が思ふ人は ありやなしやと」という業平の 「みやこ鳥」の歌などが思い浮かぶが、その 「あり」は 「元気でいる」というニュアンスで、ここでの 「存在する」というのとは少し意味が異なるが、「確かにある」という点では同じである。 「世(の中)」と組み合わせて 「ありなし」と言っている歌には、次のようなものがある。 |
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「うつつ」という言葉が使われている歌の一覧については 647番のページを参照。 |
( 2001/11/01 ) (改 2004/02/05 ) |
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