題しらず | 読人知らず | |||
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1001番の読人知らずの長歌に 「あしひきの 山下水の 木隠れて たぎつ心を 誰にかも ...」とあるのは、この歌をベースとしたものであろう。 「木隠れ」ということでは他に 1004番の忠岑の歌に「こ隠れたりと 思ひけるかな」というものもある。 "せきぞかねつる" の「かねつる」は、「かね+つる」で、「〜できない」というニュアンスを表す接尾語「かぬ」の連用形+完了の助動詞「つ」の連体形である。この 「かぬ」を使った歌には次のようなものがある。 |
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( 2001/11/22 ) (改 2004/02/15 ) |
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