古歌にくはへてたてまつれる長歌 | 壬生忠岑 | |||
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この御代に生れ合わせたとはいうものの、あふ坂山の岩清水のように木隠れた状態で日の目を見ないままであるかと思っておりました、という歌。 詞書と作者名はつけられていないものは前の歌から引き継ぐ、という古今和歌集の慣例に従えば、この歌の詞書は上記の通りとなるが、明らかにこの歌は 「長歌」ではない。一つ前の忠岑の長歌に添えられていたものか。 「あふ坂」を詠った歌の一覧は 374番の歌のページを、「清水」を詠った歌の一覧は 537番の歌のページを参照。 |
( 2001/12/11 ) (改 2004/02/16 ) |
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