題しらず | 小野小町 | |||
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何の期待もしていなかった時に、恋しい相手が夢に出てきたため、それまで何とも思っていなかった 「夢」というものを相手に逢える手段として好ましく思い、また見たいと思うようになった、という 「幼い」感じで詠んだ歌である。 この歌は、恋歌二のはじめに置かれた小町の三つの歌の二番目であり、次の二つの歌に挟まれている。これらは出来事の順に並べられているものではなく、「夢と恋」というテーマの三様というかたちで置かれていると思われる。 |
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"夢てふもの" の 「〜てふ」という表現を持った歌の一覧は 36番の歌のページを参照。 「たのむ」という言葉が使われている歌の一覧については 613番の歌のページを参照。 |
( 2001/11/29 ) (改 2004/02/18 ) |
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