題しらず | 読人知らず | |||
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来ない人を待つ夕暮れの秋風は、どのように吹けばこんなにつらいものになるのか、という文字通りの歌。 「わびし」という言葉を使った歌の一覧は 8番の歌のページを参照。 この歌あたりの恋歌五には 「待つ」歌が集められており、続く 778番の読人知らずの 「住の江」の歌から二つ 「松−待つ」を掛けた歌が置かれている。その前に置かれているこの歌は、余計なこねくり回しがなく、シンプルで味わい深い 「風」の歌である。 「秋風」を詠った歌の一覧は 85番の歌のページを参照。 |
( 2001/11/21 ) (改 2004/03/11 ) |
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