つくしに侍りける時にまかりかよひつつ、碁打ちける人のもとに、京にかへりまうできてつかはしける | 紀友則 | |||
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"斧の柄の 朽ちしところ" というのは、「晋の王質という者が山に樵に入ったところ、仙人が碁を打っていた。それを面白がって熱心に見物していると、いつの間にか斧の柄の部分が朽ちてしまった。これはいけないと思って、山を下りると、かつて知っていた人々はもう誰もいなくなるほど時間が経っていた。」という故事による。 「恋しかりける」という表現は次のような歌で使われている。 |
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( 2001/11/28 ) (改 2004/02/10 ) |
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