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古今和歌集の部屋
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巻十九
題しらず
読人知らず
1046
うぐひすの 去年の宿りの ふるすとや 我には人の つれなかるらむ
にほ鳥 ・・・ カイツブリ (鳰鳥)
つれなかるらむ ・・・ 無関心なのでしょう (つれなし)
この身はウグイスの去年使った用済みの古巣でしょうか、だから私にはあなたは目もくれず、無関心なのでしょう
、という歌。 「古す」(=古いものとして見捨てる)と 「古巣」を掛けている。 「古す」を使った歌の一覧については
248番
の歌のページを参照。
別の女性の家に通う相手に皮肉を言っている歌である。 「つれなき人」を詠った歌の一覧は
486番
の歌のページを参照。
( 2001/10/22 )
(改 2004/02/25 )
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