題しらず | 読人知らず | |||
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"夏は人まね" という部分が、何を言っているのかわかりづらい。一般的には、これは 「人真似」で、「夏は暑いので独りで寝る」ということを真似ていた、と解釈されているが、かなり飛躍がある。また、45番の貫之の「いつの人まに うつろひぬらむ」という歌でも使われている 「人間(ひとま:=人が見ていない間)」という言葉から 「人間寝」と見る説もあるが、これも今一つしっくりこない。 ここでは夏の間は、人並みに恋のゲームに明け暮れていたが、結局それがうまくいかず、独りで冬を過ごすことになった、という歌と見ておきたい。 「ひとり寝」を詠った歌の一覧は 188番の歌のページを参照。 |
( 2001/11/26 ) (改 2004/02/18 ) |
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