みちのくのうた | 読人知らず | |||
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"つと" は 55番の素性法師の桜の歌に「手ごとに折りて いへづとにせむ」とあるものと同じ言葉。ただ、この 「みちのくうた」では、 "人ならば" という言葉が強く、 "いざと言はまし" という部分も、怪しい人攫いの猫なで声のようで、 童謡 「赤い靴」(作詞:野口雨情 1921)が連想される。 「〜ましを」という言葉を使った歌の一覧は 236番の歌のページを参照。 |
( 2001/12/06 ) (改 2004/02/23 ) |
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