ひたちうた | 読人知らず | |||
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「古今和歌集全評釈(下)」 (1998 片桐洋一 講談社 ISBN4-06-208753-7) では、この歌は、一つ前の 1095番の歌が「君が御影に ますかげはなし」と称えた 「君」が答えたものと解釈されており、そう考えるとわかりやすい。日の光があまねく照らすというイメージの紅葉バージョンと考えることもできる。また、 "知るも知らぬも なべてかなしも" という部分は、武蔵野を詠った 867番の読人知らずの「草はみながら あはれとぞ見る」というフレーズを思い出させる。 「なべて」という言葉を使った歌の一覧は 334番の歌のページを、「かなし」という言葉を使った歌の一覧は 578番の歌のページを参照。 |
( 2001/11/19 ) (改 2004/02/23 ) |
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