題しらず | 読人知らず | |||
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「今しはと」という言葉は、182番の歌などに使われている 「今はとて」と同じようなニュアンスである。 「わぶ」という言葉を使った歌の一覧は 937番の歌のページを参照。 "我をたのむる" は、一見 「蜘蛛が自分を頼りにする」というように見えるが、ここでは 「蜘蛛が自分を(恋人が来るかと)あてにさせる」という意味。 「たのむる」は下二段活用の「たのむ」の連体形で下二段活用の 「たのむ」は 「頼りにさせる・あてにさせる」ということ。 「たのむ」という言葉を使った歌の一覧は 613番の歌のページを参照。 「ささがに」を使った他の歌としては、次の友則の 「女郎花」の物名の歌がある。 |
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( 2001/11/15 ) (改 2004/03/07 ) |
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