あねの身まかりにける時によめる | 壬生忠岑 | |||
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「川」ということからは、この歌の 「姉」に対して 「いもうと」の死を悼む 829番の小野篁の歌が思い出されるが、そちらは 「わたり川」(=三途の川)の増水を願うものであり、少し感じが異なる。この歌には 「涙を我慢して堪えれば、永遠の別れが止められるものなら、そうもしようが...」というニュアンスが込められていると思われる。 「瀬」と 「淵」をペアで使っている歌の一覧は 493番の歌のページを参照。 |
( 2001/11/14 ) (改 2004/03/10 ) |
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