題しらず | 読人知らず | |||
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山里での生活は物わびしいことではあるが、それでも都でのわずらわしい暮らしよりは住みよいものだ、という歌。 「わびし」という言葉を使った歌の一覧は 8番の歌のページを参照。基本的には続く 945番の惟喬親王の「住めば住みぬる 世にこそありけれ」という歌と同じ気持ちであろうが、 "ことこそあれ" という字余りの伸ばし方が 「山里」のゆっくりした時間の流れの感じに合っているように思われる。 "住みよかりけり" という部分は、次の忠岑の歌を思い出させる。 |
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( 2001/12/07 ) (改 2004/02/05 ) |
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