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「散る」であると思われるもの |
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45番 |
梅の花 いつの人まに |
うつろひぬらむ |
紀貫之 |
69番 |
桜花 うつろはむとや |
色かはりゆく |
読人知らず |
85番 |
心づからや |
うつろふと見む |
藤原好風 |
124番 |
吹く風に 底の影さへ |
うつろひにけり |
紀貫之 |
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「変る・褪せる」であると思われるもの |
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92番 |
うつろふ色に |
人ならひけり |
素性法師 |
211番 |
萩の下葉も |
うつろひにけり |
読人知らず |
232番 |
女郎花 なぞ色にいでて |
まだきうつろふ |
紀貫之 |
247番 |
朝露に 濡れてののちは |
うつろひぬとも |
読人知らず |
253番 |
かねて うつろふ |
神なびのもり |
読人知らず |
255番 |
同じ枝を わきて木の葉の |
うつろふは |
藤原勝臣 |
262番 |
はふくずも 秋にはあへず |
うつろひにけり |
紀貫之 |
271番 |
ありし菊 うつろふ秋に |
あはむとや見し |
大江千里 |
279番 |
菊の花 うつろふからに |
色のまされば |
平貞文 |
280番 |
菊の花 色さへにこそ |
うつろひにけれ |
紀貫之 |
441番 |
花見むと こしを匂ひぞ |
うつろひにける |
読人知らず |
599番 |
年ふれば 唐紅に |
うつろひにけり |
紀貫之 |
726番 |
ちぢの色に うつろふらめど |
知らなくに |
読人知らず |
729番 |
染めしより うつろはむとは |
思ほえなくに |
紀貫之 |
782番 |
言の葉さへに |
うつろひにけり |
小野小町 |
795番 |
花染めの うつろひやすき |
色にぞありける |
読人知らず |
796番 |
染めざらば うつろふことも |
惜しからましや |
読人知らず |
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「散る」か「変る」か微妙なもの |
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105番 |
うつろふ花に |
風ぞ吹きける |
読人知らず |
187番 |
もみぢつつ うつろひゆくを |
かぎりと思へば |
読人知らず |
254番 |
もみぢ葉に 思ひはかけじ |
うつろふものを |
読人知らず |
714番 |
秋風に 山の木の葉の |
うつろへば |
素性法師 |
797番 |
色見えで うつろふものは |
世の中の |
小野小町 |
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