巻七 |
0355 |
鶴亀も 千歳の後は 知らなくに あかぬ心に まかせはててむ |
賀歌 |
巻八 |
0372 |
別れては ほどをへだつと 思へばや かつ見ながらに かねて恋しき |
離別歌 |
巻十 |
0424 |
浪の打つ 瀬見れば玉ぞ 乱れける 拾はば袖に はかなからむや |
物名 |
巻十 |
0451 |
命とて 露をたのむに かたければ ものわびしらに 鳴く野辺の虫 |
物名 |
巻十 |
0465 |
春霞 なかしかよひぢ なかりせば 秋くる雁は かへらざらまし |
物名 |
巻十六 |
0862 |
かりそめの 行きかひぢとぞ 思ひこし 今はかぎりの 門出なりけり |
哀傷歌 |