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 6首  
   在原滋春 ありはらのしげはる
 
 
   生年   不明    没年   不明
 父   在原業平    母   ?

 在原棟梁の弟。

−− 年代考 −−
862番の歌から古今和歌集成立時には亡くなっていたと思われる。生れは父・業平の二、三十代の子とすると 850年代か。
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巻七  0355  鶴亀も 千歳の後は 知らなくに あかぬ心に まかせはててむ  賀歌
巻八  0372  別れては ほどをへだつと 思へばや かつ見ながらに かねて恋しき  離別歌
巻十  0424  浪の打つ 瀬見れば玉ぞ 乱れける 拾はば袖に はかなからむや  物名
巻十  0451  命とて 露をたのむに かたければ ものわびしらに 鳴く野辺の虫  物名
巻十  0465  春霞 なかしかよひぢ なかりせば 秋くる雁は かへらざらまし  物名
巻十六  0862  かりそめの 行きかひぢとぞ 思ひこし 今はかぎりの 門出なりけり  哀傷歌