人を別れける時によみける | 紀貫之 | |||
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別れということは色でもないのに、心に染みて辛いものだな、という歌。 「色が染み込む」ということと 「心にしみる」ということを合わせたシンプルな歌で、貫之らしくない歌という感じもするが、「色ではないけれど」と言いつつ、どこか 572番の「胸のあたりは 色もえなまし」という歌を思い出させるところもある。 "別れてふ" の 「〜てふ」という表現を持った歌の一覧は 36番の歌のページを参照。また、「あらなくに」という言葉を使った歌の一覧については 186番の歌のページを、「わびし」という言葉を使った歌の一覧は 8番の歌のページを参照。 |
( 2001/11/21 ) (改 2004/03/10 ) |
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