題しらず | 読人知らず | |||
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「思ひ乱る」という言葉を使った歌には次のようなものがある。 |
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"忘らるる" という言葉は、「忘ら+るる」で、四段活用の「忘る」の未然形+助動詞「る」の連体形であるが、この歌の場合、「る」は可能を表わす。それに対して 825番の「忘らるる 身を宇治橋の」という歌の場合は同じ言葉だが 「る」は受身を表わすので少しややこしい。 また、 "時しなければ" というフレーズをもつものとしては、414番に躬恒の「消えはつる 時しなければ 越路なる」という歌がある。 「鶴」を詠った歌の一覧は 919番の歌のページを参照。 |
( 2001/11/26 ) (改 2004/02/12 ) |
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