題しらず | 小野小町 | |||
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夢で人目を気にするという歌には有名な 559番の藤原敏行の「住の江の 岸による浪 よるさへや」という歌があるが、この小町の歌は、強く不満を言っているような、弱く我が身を嘆いているような不思議な雰囲気を持っている。 恋歌二の冒頭にも小町の 「夢」の歌の三連続があったが、ここから再び小町の 「夢」の歌が三つ続く。ただ、残りの二つは男の立場での歌のようである。 |
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「うつつ」という言葉が使われている歌の一覧は 647番のページを、「さへ」を使った歌の一覧は 122番の歌のページを、「わびし」という言葉を使った歌の一覧は 8番の歌のページを参照。 |
( 2001/11/21 ) (改 2004/03/10 ) |
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