題しらず | 読人知らず | |||
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露が重くてしなだれる萩を、逢えずに涙でうなだれている自分の姿に合わせている。小萩は風を待つが、自分は "君をこそ待て" という言い方が、無駄がなく、スマートで、かつ情に訴える力を持っている。宮城野は現在の宮城県仙台市であると言われ、次の「みちのくうた」にも露と共に詠まれている。 |
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また、萩と露を詠った歌としては次のような読人知らずの歌もある。 「萩」を詠った歌の一覧については 198番の歌のページを参照。 |
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"露を重み" と同じ 「〜を〜み」というかたちを持つ歌の一覧は 497番の歌のページを参照。 |
( 2001/11/12 ) (改 2004/01/19 ) |
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