題しらず | 読人知らず | |||
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426番の歌のページを参照。 "見てしか" の 「しか」は願望を表す終助詞で、それが使われている歌の一覧は 1097番の歌のページを参照。 「大和撫子」を詠んだ他の歌としては秋歌上に次の素性法師の歌がある。 |
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確かにこの二つの歌を並べてみると、歌の内容というよりも、いきなり "あな恋し" (ああ、恋しい)とはじまる、この読人知らずの歌の直情的な詠いぶりがはっきりする。下品と言えばそれまでだが、この 「山がつ」の歌はどことなく仮名序が大友黒主について言っている、「いはば薪負へる山びとの、花のかげに休めるがごとし。」という言葉を思い出させる。 |
( 2001/11/21 ) (改 2006/04/10 ) |
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