題しらず | 読人知らず | |||
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玉津島 見れども飽かず いかにして 包み持ち行かむ 見ぬ人のため 「玉津島」の 「玉」をとって 「包み持ち行かむ」と言ったものだろう。また、この万葉集の歌は 54番の「桜花 手折りてもこむ 見ぬ人のため」という読人知らずの歌や、 309番の「もみぢ葉は 袖にこき入れて もていでなむ」という素性法師の歌を思い出させる。 この歌と同じように波によせて何度見ても見飽きないと詠うものとしては、恋歌四に置かれた次の読人知らずの歌がある。 |
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「見まくほし」という表現を使った歌の一覧については 620番の歌のページを、「かも」という終助詞を使った歌の一覧については 664番の歌のページを参照。 |
( 2001/11/15 ) (改 2004/03/09 ) |
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