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 7首  
   坂上是則 さかのうへのこれのり
 
 
   生年   不明    没年   不明
 父   左少将・五位下 坂上好蔭    母   ?

−− 年代考 −−
拾遺和歌集・巻四241の読人知らずの歌が、「寛平御時后宮歌合」(892年頃)では是則の歌となっている。それが是則のもので当時二十歳ぐらいとすると、生れは 870年代前半か。
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 <<   近院右大臣
 >>  酒井人真

巻五  0267  佐保山の ははその色は 薄けれど 秋は深くも なりにけるかな  秋歌下
巻五  0302  もみぢ葉の 流れざりせば 竜田川 水の秋をば 誰か知らまし  秋歌下
巻六  0325  み吉野の 山の白雪 つもるらし ふるさと寒く なりまさるなり  冬歌
巻六  0332  朝ぼらけ 有明の月と 見るまでに 吉野の里に 降れる白雪  冬歌
巻十二  0590  我が恋に くらぶの山の 桜花 間なく散るとも 数はまさらじ  恋歌二
巻十五  0826  あふことを 長柄の橋の ながらへて 恋ひ渡る間に 年ぞへにける  恋歌五
巻十七  0932  かりてほす 山田の稲の こきたれて なきこそわたれ 秋の憂ければ  雑歌上

   
 908年  延喜 八  一月 大和権少掾
 八月 大和権掾
 912年  延喜 十二  三月 小監物
 915年  延喜 十五  二月 中監物
 917年  延喜 十七  一月 少内記
 921年  延喜 二十一  一月 大内記
 924年  延長 二  一月 従五位下 加賀介