屏風のゑによみあはせてかきける | 坂上是則 | |||
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804番の貫之の「初雁の 鳴きこそ渡れ」という歌が思い出される。 「こきたれて」という言葉は、639番の藤原敏行の歌でも「明けぬとて かへる道には こきたれて」というように使われている。 「こく(扱く)」という言葉を使った歌の一覧については 56番の歌のページを参照。 また、次の読人知らずの案山子(かかし)を詠った誹諧歌の 「ほし」は 「欲し」であるが、この是則の歌を見ると 「干し」に掛けられているようにも見える。 |
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( 2001/11/06 ) (改 2004/02/04 ) |
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