巻一 |
0008 |
春の日の 光に当たる 我なれど かしらの雪と なるぞわびしき |
春歌上 |
巻五 |
0293 |
もみぢ葉の 流れてとまる みなとには 紅深き 浪や立つらむ |
秋歌下 |
巻五 |
0294 |
ちはやぶる 神世もきかず 竜田川 唐紅に 水くくるとは |
秋歌下 |
巻七 |
0351 |
いたづらに すぐす月日は 思ほえで 花見てくらす 春ぞ少なき |
賀歌 |
巻十 |
0445 |
花の木に あらざらめども 咲きにけり ふりにしこの身 なる時もがな |
物名 |
巻十七 |
0871 |
大原や をしほの山も 今日こそは 神世のことも 思ひいづらめ |
雑歌上 |