寛平の御時きさいの宮の歌合せのうた | 大江千里 | |||
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172番の「昨日こそ 早苗とりしか」という歌と違って、この歌では植えてから花が咲くまでに何年もかかっているという感じがする。それがようやく咲いたと思ったらもう色が変わりはじめた、こんなにあっけないものだとは思わなかったよ、という感じか。 意味は別として、この歌の 「うつろふ秋」という言葉は一つ前の 270番の友則の 「老いせぬ秋」と並べられているような気もする。 「うつろふ」という言葉を使った歌の一覧については 45番の歌のページを参照。 |
( 2001/11/06 ) (改 2004/01/13 ) |
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