題しらず | 大江千里 | |||
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「春雨−濡れた袖」ということを使った他の歌としては、恋歌四の 731番の読人知らずの歌に「春雨の 降る日となれば 袖ぞ濡れぬる」というものがある。 「春雨」を詠った歌の一覧は 88番の歌のページを参照。 "ひちにしかども" は、「ひち+に+しか+ども」で、「漬つ」の連用形+完了の助動詞「ぬ」の連用形+過去の助動詞「き」の已然形+「ども」である。この過去の助動詞「き」の已然形である 「しか」を使った歌の一覧は 172番の歌のページを参照。 |
( 2001/10/22 ) (改 2004/03/08 ) |
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