題しらず | 紀貫之 | |||
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人知れぬ思いはというものはわびしいものである、自分の嘆きは自分しかわからない、という歌。シンプルな歌だが、 "のみ" を二回使って、嘆きの効果を上げている。 「わびし」という言葉を使った歌の一覧は 8番の歌のページを参照。 "なげき" という言葉は、1055番からはじまる三つの誹諧歌で 「嘆き−投げ木」として使われているが、恋歌の中では 「なげき」を使った次の二つの読人知らずの歌がどちらも 「つれもなき人」を出だしとしているのが面白い。 |
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「人知れぬ恋の思ひ」を詠った歌の一覧は 496番の歌のページを参照。 「〜こそ〜をば」というかたちを持った歌の一覧は 278番の歌のページを参照。 |
( 2001/09/18 ) (改 2004/03/09 ) |
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