題しらず | 読人知らず | |||
891 |
|
|
663 |
|
||||||
「〜を〜み」から 「を」を取ったかたちとしては、次の 「とりものの歌」などがある。この「名詞+形容詞の語幹+み」のかたちを持った歌の一覧については 50番の歌のページを参照。 |
1079 |
|
|||||
また、この歌の "我がさかりはも" で使われている詠嘆を表す 「〜はも」が使われている他の例としては、 478番の忠岑の歌の「草のはつかに 見えし君はも」、 1072番の「みづくきぶり」の歌の「寝ての朝けの 霜の降りはも」というものがある。また、この歌は古い形をしているので、"うれを重み" の 「う」に 「憂」が掛けられているかどうかは微妙であるが、気分的には 1027番の誹諧歌にある 「うれはしきこと」という感じではあるだろう。 |
( 2001/09/18 ) (改 2004/02/22 ) |
前歌 戻る 次歌 |