題しらず | 読人知らず | |||
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年老いた自分から見ても、住の江の岸の姫松はずいぶん長い間立っている、いったいどのぐらいの歳月を経てきたものか、という歌。もちろん人間の寿命と松の寿命比べをしているわけではなく、自分より年長の者が少なくなってきている状況での感慨を松に寄せて詠っている歌である。 "姫松" は小ぶりな松の種類のこと。この歌に続く次の読人知らずの歌でも「住吉の岸の姫松」と詠われており、歌の内容もほとんど同じである。 |
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「幾世」という言葉を使った歌には次のようなものがある。 「いくか(幾日)」という言葉が使われている歌については 18番の歌のページを参照。 |
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「住の江(および住吉)」を詠った歌の一覧は 360番の歌のページを参照。 「経(ふ)」という言葉を使った歌の一覧については 596番の歌のページを参照。 |
( 2001/10/16 ) (改 2004/03/07 ) |
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