題しらず | 神退法師 | |||
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地味な歌だが、"山わけごろも" という言葉が効いていて、これのために歌から臭味が消えているような感じがする。「繰り+ためて」/「織りて+着まし」という二つの連語も重なりも面白い。 "織りて着ましを" 「まし」は反実仮想を表す助動詞。 「〜ましを」という言葉を使った歌の一覧は 236番の歌のページを参照。 「清し」ということを詠った歌をまとめてみると次のようになる。 「清水」については 537番の歌のページを、「さやか」という言葉を使った歌の一覧については 169番の歌のページを参照。 |
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( 2001/11/19 ) (改 2004/03/12 ) |
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