文屋の康秀みかはのぞうになりて、あがた見にはえいでたたじや、といひやれりける返事によめる | 小野小町 | |||
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"身を浮草" は 623番の歌の 「みるめなき 我が身を浦と 知らねばや」という部分にもあるように、「う」に 「憂」を掛けた言い方である。 「身をう〜」という表現を使った歌の一覧は 806番の歌のページを参照。また、"根を絶えて" という言い方は、976番の躬恒の「根を絶えて来ぬ」を連想させるが、この小町の歌の場合 「根」には 「音」が掛けられていないようである。 「さそふ」という言葉を使った他の歌としては、春歌上に次の友則の歌がある。 |
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また、この歌と同じく 「わびぬれば」ではじまる歌としては、恋歌二に藤原興風の次の歌がある。「わぶ」という言葉を使った歌の一覧については、937番の歌のページを参照。 |
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( 2001/10/25 ) (改 2004/02/05 ) |
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