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33番 |
色よりも |
香こそあはれと 思ほゆれ |
読人知らず |
37番 |
よそにのみ |
あはれとぞ見し 梅の花 |
素性法師 |
136番 |
あはれてふ |
ことをあまたに やらじとや |
紀利貞 |
244番 |
我のみや |
あはれと思はむ きりぎりす |
素性法師 |
474番 |
立ち返り |
あはれとぞ思ふ よそにても |
在原元方 |
502番 |
あはれてふ |
ことだになくは なにをかは |
読人知らず |
602番 |
つれなき人も |
あはれとや見む |
壬生忠岑 |
805番 |
あはれとも |
憂しとも物を 思ふ時 |
読人知らず |
857番 |
山の霞を |
あはれとは見よ |
読人知らず |
867番 |
武蔵野の |
草はみながら あはれとぞ見る |
読人知らず |
873番 |
さらばなべてや |
あはれと思はむ |
源融 |
897番 |
あはれあなうと |
すぐしつるかな |
読人知らず |
904番 |
あはれとは思ふ |
年のへぬれば |
読人知らず |
939番 |
あはれてふ |
ことこそうたて 世の中を |
小野小町 |
940番 |
あはれてふ |
言の葉ごとに 置く露は |
読人知らず |
943番 |
あはれとや言はむ |
あなうとや言はむ |
読人知らず |
984番 |
荒れにけり |
あはれ幾世の 宿なれや |
読人知らず |
1001番 |
あはれあはれと |
なげきあまり |
読人知らず |
1002番 |
あはれてふ |
ことを言ひつつ 君をのみ |
紀貫之 |
1003番 |
あはれむかしべ |
ありきてふ 人麿こそは |
壬生忠岑 |
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