物思ひける時、いときなき子を見てよめる | 凡河内躬恒 | |||
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竹の縁語で 「節」と 「よ」(=竹の節と節の間)を使って、タケノコはまだ節がないので 「そんな世だと知らないのか」と詠ったものである。 「知らずや」と結ばれる歌には、233番の同じ躬恒の歌に「おのがすむ野の 花と知らずや」という鹿とオミナエシを詠った歌がある。次の読人知らずの歌は、題しらずの歌であり、子供を詠ったものではなさそうだが、どこかこの歌と近いものが感じられる。 |
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( 2001/11/26 ) (改 2004/02/25 ) |
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