題しらず | 読人知らず | |||
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「たがみそぎ」と 「ゆふつけ鳥」のつなぎについては諸説あるが不明である。最後の 「鳴く」という感じからは、 "ゆふつけ鳥" を 「夕告げ鳥」と見て 「誰の禊を知らせようとするのか」ととった方が自然かもしれない。ただ、その直後に "唐衣" を持ってきて 「裁つ」から 「竜田山」を導いていることを考えれば、「木綿−唐衣」という線も考えられる。 「唐衣」を使った歌の一覧は 572番の歌のページを参照。竜田山を詠んだ歌の一覧は 108番の歌のページを、「をりはへ」という言葉を使った歌の一覧は 543番の歌のページを参照。 「ゆふつけ鳥」は、この歌では竜田山と合わされているが、以下のように他の歌では 「あふ坂」と共に詠われている。 |
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また、この歌は藤原定家が八代集からそれぞれ十首づつ選んで編んだ 「八代集秀逸」(「新編 国歌大観 第十巻 」 (1992 角川書店 ISBN 4-04-021102-2 C3592) )の古今和歌集の部の歌の一つとして採られており、定家がどこを評価していたのかは興味がある。その十首の一覧は 365番の歌のページを参照。 |
( 2001/12/05 ) (改 2004/02/27 ) |
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