題しらず | 読人知らず | |||
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"人知るらめや" と出して"知らば知るらめ" と結んでいるところが面白い。 「人知るらめや」という言葉を使った歌の一覧は 485番の歌のページを参照。 "知らば知るらめ" に似た言い方としては、「折る」を使った 64番(折らば折りてめ)や 277番(折らばや折らむ)、「散る」を使った 74番(散らば散らなむ)や 78番(散らば散らなむ)などがある。 この歌は「枕が思いを知る」という歌としては原型ともいえるもので、よりひねりを加えたものが次の平貞文や伊勢の歌に見られる。 |
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また、「我が恋を」で始まる歌としては、恋歌三に次の友則の歌があって、これは上記の貞文の 「枕−涙」の歌と少し感じが似ている。 |
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( 2001/10/11 ) (改 2004/02/24 ) |
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