題しらず | 読人知らず | |||
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あらねども」という歌などと似た歌である。 "寝ざめする" という言葉が目を引くが、この言葉は 1002番の貫之の長歌でも「山郭公 鳴くごとに 誰も寝ざめて 唐錦」という部分でも使われている。 また、次の読人知らずの歌と並べてみると、"秋ならで" (=秋でないのに)と言っているこの歌の特徴が浮かび上がってくる感じである。 |
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"秋ならで" とはじまる他の歌としては、231番に「秋ならで あふことかたき 女郎花」という藤原定方の歌があり、それ以外で 「〜ならで」という言葉が使われている歌としては次の友則の歌と貫之の歌がある。 |
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( 2001/12/06 ) (改 2004/01/16 ) |
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